Photoシェア

拝殿の後方に回ると玉垣（たまがき）に囲まれた御本殿の大屋根があります。御本殿前に立つ八足門（やつあしもん）から御本殿を望みながら参拝します。

大国主大神が御鎮座されている御内殿（御神座）がありますが、なぜか大国主大神は正面を向いてません。西側の稲佐の浜方面を向いているのです。

御本殿内の御神座は実は正面ではなく西を向いているのです。ここは大国主大神の正面に向かってお参りすることができる、また一つの隠れた貴重なスポットなのです。

本殿の真後ろには大国主大神の親神であり、ヤマタノオロチ退治で有名な、スサノオノミコトをお祀りする素鵞社（そがのやしろ）があります。ここは知る人ぞ知る、ご利益の大きい秘密のパワースポットなのです。

ここで稲佐の浜で取ってきた砂を入れ、そこから新しい砂を持ち帰ります。

（持ち帰らなくても大丈夫です）

その砂をお守りや庭や植木に混ぜるとご利益があるとされています。

じつは、この素鵞社（そがのやしろ）の真後に行くことができます。ここが一番のパワースポットです。

素鵞社（そがのやしろ）の背後には、出雲大社を見守る八雲山の岩がせり出しています。八雲山は禁足地であり、一般の人は入ることができない聖域となっています。

不思議なことなんですが、この日、出雲は雨だったのです。出雲大社に着くと雨が止み、勢溜（せいだまり）の鳥居がある出雲大社入口までくると青空が出てきました。私はゆっくりと2時間くらい境内に居ましたが、終始晴れておりました。参拝を終えて勢溜の鳥居をくぐると雨が降ってきてその日はそれからずっと雨だったのです。

出雲大社は私のなかでは、間違いなく行かなければならなかったところであり、そして色々なものをいただけた神聖なところでした。