【 Dick Bruna with GELATO PIQUE 】

今週発売になったので買いに行きました。ミッフィーとその仲間たちとジェラート ピケがはじめて出会うコレクションです。色々な種類があってどれもかわいいものばかりでした。

さて、ディックブルーナの絵本には白と黒以外に使う色は6色のみしか使いません。茶色とグレーは仲間の動物を描くために加えた2色で、基本は「赤」「黄」「青」「緑」の4色です。普通の色ではなく、それぞれ独自の色味を作り上げています。　

どれも主張の強い色ですが、この色を出すために2年かかったそうです。

計算しつくされたこの6色はブルーナカラーと呼ばれています。

お互いを引き立てあい、優しく馴染むカラーバランスは、色を見ただけでミッフィーの絵本だとわかります。

マーケティングという仕事柄、デザインや広告に長く携わっていると、この色使いは本当に素晴らしいと思うのです。

きっと子どもたちは、色の意味合いなど教えなくても、その色から多くを感じ取るのでしょう。