801回目の投稿は8月1日です。先日800回目という節目を忘れておりました。
二十四節気も大暑に入っており日毎に暑くなってきています。大暑(たいしょ)とは、一年でもっとも暑さが厳しく感じられる頃で各地でのお祭り、花火大会もこの期間にたくさん行われ、夏の風物詩がはじまる時です。今年は8月6日までで、8月7日からは立秋になります。ただ暦と現実が少しずつ合わなくなってきていますね。
万願寺(まんがんじ)とうがらしは、京都府舞鶴市の万願寺地区が発祥の肉厚で甘みを持つ大ぶりな甘味種トウガラシです。
その圧倒的な大きさと美味しさから「とうがらしの王様」とも称され、現在では夏の京野菜を代表する逸品として全国で愛されています。大正時代、京都府舞鶴市には旧海軍の拠点(舞鶴鎮守府)があり、多くの軍人や関係者が暮らしていました。彼らの旺盛な食欲を支えるため、当時の農家は西洋野菜の導入に積極的でした。その中で、アメリカから入ってきた大型のピーマンのカリフォルニア・ワンダーが栽培され、京都在来種の伏見とうがらしと出会ったことが、すべての始まりです。
初期の万願寺とうがらしは、現在のものと違って非常に病気に弱く、実が変形しやすいという致命的な弱点がありました。出荷規格に合う綺麗な実がほとんど採れなかったため、市場に流通させることができず、万願寺地区の農家が種をひっそりと守り続けるしかなかったのです。 昭和50年代に入り、地元の農協や研究者が地域の隠れた名品に注目します。舞鶴の農家から集めた種の中から、最も病気に強く、形が良く、美味しい「奇跡の1株」を選び抜きます。そこから約10年の歳月をかけて品種改良を重ねて、ようやく全国へ出荷できる強い品種へと生まれ変わらせたのです。
通常のししとうは、夏の暑さや水不足のストレスで突然辛いハズレが混ざることがありますが、万願寺とうがらしにはそれがありません。
ピーマンやパプリカは、唐辛子の仲間ですが、突然変異によって辛み成分(カプサイシン)を全く作れない遺伝子を持っています。万願寺とうがらしはカリフォルニアピーマンと交配して誕生した瞬間から、このピーマン側の辛み成分を作らない性質を強く受け継ぎました。そのため、生まれつき辛み成分を作る能力がほとんどないのです。
また「万願寺甘とう」のブランドで出荷されているものは、農協の専門機関によって辛み遺伝子(カプサイシン合成遺伝子)を完全に持っていないかをDNAレベルで厳密にチェックされています。商品名が「万願寺とうがらし」ではなく、「万願寺甘とう」書かれています。
万願寺とうがらしの収穫は5月から10月まで続きますが、8月が最も美味しく、栄養価も高くなる最盛期と言われるのには、理由があります。トウガラシ属は、原産地が中南米の熱帯地域であるため、強い太陽光と高温を最も好みます。8月の猛烈な日差しを浴びることで、光合成が爆発的に活発になります。これにより、実の中に果糖やアミノ酸が大量に蓄積され、他の月にはない濃厚な甘みを持つようになります。8月の猛暑を浴びても、辛くならずに「甘みとうま味」だけが増していくのです。辛みが一切なく肉厚で甘いため、実は小さなお子様向けの料理(ピーマンの肉詰めの代わりなど)にも人気です。
実は「万願寺とうがらし」という植物の品種自体は、現在では京都府以外でも栽培が認められています。 他県産のものでも、肉厚で美味しいトウガラシであることに変わりはありません。しかし京都府・JAによる「絶対に辛い実を混ぜない」という執念レベルの厳格な品質管理・遺伝子検査までは行われていないケースがほとんどですのでたまに辛いものが混ざります。前述のお子様向けの場合には「万願寺甘とう」を使用するといいです。
万願寺とうがらしの最大の強みは、圧倒的なビタミンCの豊富さです。強い紫外線を浴びる8月のシミ対策にも良くβカロテン、ビタミンEも豊富にとれますので、8月の食卓にぜひ、並べてみてください。
発祥地である京都府の中丹地域(舞鶴・綾部・福知山)で厳格な基準を満たして生産されたものは、登録されている最高級ブランド「万願寺甘とう」として区別されて出荷されますので見つけたらぜひ試してくださいね。
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投稿を表示801回ご投稿、凄いですね👏👏👏
なんと、我が家の大好物万「願寺とうがらし」のお話ではないですか!!!
結婚して以来、時期になると焼いて食します、、、夫の大好物デス💕
チョットお財布に優しくないので、ピーマンでもいいのではと思ったものです。。
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投稿を表示♯801✨㊗️
8月1日に…輝かしく801回を
ご投稿とは🤗🩷
なんとオシャレでステキ💕🙏
しかも
万願寺からの貴重な品種改良の
世界がご一緒に〜🕊️のお品
万の願いが叶う美味しい😋
栄養価の高い甘とう✨
日本古来に執着するのではなく
協力しあって💪
まずは食物からでも
良き世界に望を願って🙏👏👏
素晴らしいお話しですね🙏🙏🙏🤗
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投稿を表示#801投稿おめでとうございます。#800の投稿にお気づきになられた方がいらしたのには ただ関心するばかりです。さすがですよね~
「万願寺とうがらし」と「万願寺甘とう」には、こんな違いがあるのですね。育て方にも気を使われて、「万願寺甘とう」探してみます。そして、食卓に上った「万願寺甘とう」の説明を詳しくしてみたくなりました。情報ありがとうございます。
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投稿を表示万願寺唐辛子は本当に美味しいですよね🤤 辛味が無いのは交配のお陰なんですね👍 ピーマンよりはお高いですが、お味は食べやすいですね😄
私は薄揚げとお出汁で炊いてかつお節を1杯入れた万願寺唐辛子とお揚げさんの炊いたんをよく作ります🎶🎶
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投稿を表示万願寺とうがらし、とうがらしというので辛いものが苦手な私は頭から辛いものと決めつけて今まで敬遠してました😫
辛い実を絶対に混ぜないという執念レベルの品質管理をされているとのこと、今度スーパーで見かけたら、買ってみたいと思いました。
これで私の食わず嫌いの食品が1つなくなりました👍