令和8年産(2026年産)の「つや姫」新米がようやく流通しました。5kg袋の価格は概ね3,200円〜となっています。
山形「つや姫」ブランド化戦略推進本部の発表(2026年10月9日)によると、今年も品質良好とされています。デビュー以来、日本穀物検定協会の食味ランキングで最高評価の「特A」を16年連続で獲得している抜群の安定感があり、今年もその高いクオリティが維持されています。厳格な基準を満たした山形県の認定生産者だけが栽培しています。
認定生産者は玄米のタンパク質含有量が6.4%以下という非常に厳しい基準をクリアしなければ、つや姫として出荷できないのです。これはタンパク質が低いほど、炊き上がりがふっくらとして美味しくなるためです。
マニアックな話ですが、つや姫は、明治時代に山形県庄内地方で阿部亀治氏が育成した伝説の名育種「亀ノ尾(かめのお)」の正統な系譜(ひ孫)にあたります。開発には実に10年もの歳月が費やされ、10万の候補の中からたった1株だけが選ばれました。その家系図には「コシヒカリ」や「ササニシキ」など、日本の歴代トップスターブランドがずらりと並ぶ、まさに「お米界の超エリート」です。
つや姫はコシヒカリに比べて、旨み成分である「グルタミン酸」や「アスパラギン酸」が明らかに多く含まれていることが分かっています。これにより、お米本来の強い甘みとコクが引き立ち、「おかずがいらないお米」と言われるほどの高い食味を実現しています。
今年の新米市場からすれば少し高いのですが、お弁当を作られる方などは特に違いを感じますので、ぜひ興味がございましたらご賞味くださいね。