葛飾北斎の事をずっと記載していたので、こちらも掲載いたします。

パスポートが2020年に刷新したのをご存知でしょうか。

私も昨年更新した際に気づいたのです。東京オリパラの際にデザインが新しくなったそうです。

デザインが新しくなったのは査証ページだけで表紙は従来のままですので、気づかない方も多いでしょう。

この査証ページに初めて、葛飾北斎の作品が採用されたのです。

葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、当時人気で10作品が増加されて実際には46図の作品がありますが、その中から5年用パスポートは16作品、10年用パスポートは24作品を採用されたそうです。

「冨嶽三十六景」を導入したのは、デザインよりも前に偽変造防止の観点があるからです。

数字などのシンプルなデザインよりも、複雑性のある芸術作品にしたほうが、不正な読み取りや、偽変造がされにくいのだそうです。

日本人がビザなしで渡航可能な国・地域の数は、現在191で世界一です。

セキュリティも含めて日本のパスポートは世界一の旅券となっています。

北斎の作品で更に価値が高まるようです。

くれぐれも海外旅行の際は盗難に注意しましょう。

出入国の際に（そのページに押さないで！）と言ってしまいそうです。。。