この本はここからはじまります。

禅僧である重松宗育さんの著書です。

ずっと前から気になっていることがあります。
「化粧台の鏡に向かっている女性は、一体、何を見ているのだろうか」　

鏡にはものの表面が映りますが、決してそれだけではありません。
そこには二つのものが写っています。
目に見える自分の姿と、その後ろにあって目には見えない自分の心との2つです。

そこで、星の王子さまの名言「大切なものは目に見えない」に繋がっていくのです。

素敵だと思いませんか？

じつは、先日、21世紀美術館で購入したのです。

金沢は、D.T. Suzukiとして世界で知られる鈴木大拙さんの資料館があるんです。金沢が生んだ仏教哲学者です。そのため21世紀美術館には禅の本が多いのです。

興味があれば読んでみてください。