大広間からバルコニーに出てみると、函館港を一望できる絶景がひろがります。元町公園の基坂に建てられたので、開放感あふれる景色は素晴らしいものです。

以前、箱館奉行所をご紹介したときの、五稜郭に移転する前の奉行所はこの写真のすぐ下にあったのです。

確かに砲撃されそうな距離感です。

明治40年の大火で町会所・商業会議所が焼失したため、集会所や商業会議所事務所として計画されました。

大火直後により、人々は自分の生活で精一杯で寄付が集まらなかったといいます。
地域の実業家一人が多額の寄付をして実現されました（ほぼ全額に近い寄付だったそうです）