明後日から文月に入ります。1年の上半期が終了し、新しい下半期が始まります。文月という言葉はあまり馴染みのない和風月名ですが、由来は大きく二つあります。
穂含月(ほふみづき)が転じたとする説です。これは、稲が穂を含み始める季節であることに由来するものです。日本人の生活が自然と共にあったことを象徴する名前ともいえるでしょう。もう一つは七夕に書物を夜気にさらす文披月(ふみひろげづき)です。文(ふみ)は手紙や詩歌を意味し、文をしたためる季節という説があります。
七夕に短冊へ願いを書く風習はここから来ているとも言われます。
七夕の短冊には、青(みどり)、ピンク(赤)、黄、白、紫(黒)の五色が使われます。この五色は、自然界の五つの要素(木、火、土、金、水)を表しています。それぞれの色には特定の願いが込められており、七夕の飾りとしても重要な役割を果たしています。
青やみどりの短冊は精神的な向上で徳を積みたい、勉強を頑張りたいなどです。ピンク(赤)の短冊は、家族や祖先への感謝、恋愛成就です。黄色は人との繋がりで家庭円満など、友だちや家族で楽しく過ごせますようになどです。白はルールや規律を守ることで約束が果たせますようになど。紫(黒)は学業成就、習い事の上達です。
短冊に願いを書く時期です。例えばサッカーを練習して上手になりたいなら、青かな?紫(黒)かな?などと小さなお子様と一緒に考えると知らぬ間に五常の色など理解してくれるかもしれません。
青は頑張る気持ちを応援してくれる色だからサッカーを上手になりたいなら青だよ。紫は練習してできるようになりたい気持ちを応援してくれる色だからサッカー選手になりたいなら紫だよ。など願いによって色を変えることを教えてあげられるといいですね。
写真の七夕飾りはリニューアルした茅乃舎の前に展示してるものです。ぜひ見つけてみてくださいね。