藤代峠
藤代峠六義園最大の見どころ、藤代峠です。標高は35m。いただきには富士見山があり、以前は富士が見えたそうです。ここの斜面にはさまざまな艶やかなツツジが咲き、とても迫力があります。 紀州、和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観を八十八境として映し出した六義園。 いつか和歌の足跡を辿り園内を巡ってみたいもの
滝見茶屋
滝見茶屋さらに進んでいくと、滝見茶屋があります。茶屋と名前がついていますが、つつじ茶屋と同じく、お茶はいただけません。座って見えるのは岩の壁、そこから流れる滝、透き通った水面があります。水面を引き立てるよう配置された岩を眺めることができます。座って眺めながら、水の音に耳を澄ませてみます。
つつじ茶屋
つつじ茶屋「つつじ茶屋」の柱と梁はツツジの古木です。ツツジの曲がりくねった木で建てたもので、これだけの太い材はもう手に入りません。震災や戦災をまぬがれた貴重な建物です。
落葉樹のツツジ
落葉樹のツツジ「ドウダンツツジ」4月に色鮮やかな花をたくさん咲かせるツツジとは属が異なり、花形や花の咲き方なども一般的なツツジとは違います。花の時期だけでも繊細で十分魅力的ですが、ドウダンツツジは落葉樹のため秋になると葉が見事に紅葉して、木全体が燃えるように真っ赤に染まるのです。常緑樹と落葉樹があるツツジ。どちら
渡月橋
渡月橋江戸の二大庭園と呼ばれてる小石川後楽園と六義園。どちらも回遊式築山泉水庭園です。大きな池を中心に周囲の地形を生かした散策路を造庭し、自然の高低差による眺めと、移り変わる四季の景色を楽しむ美しい庭園です。 六義園は、大泉水と呼ばれている大きな池の周囲を巡る庭園です。「渡月橋」は、池に浮かぶ一番大きな島
霧島
霧島六義園では、江戸時代に流行したツツジを当時と変わらぬ形で多く保存しているため、ツツジを通して江戸の園芸文化を体感できます。また江戸時代に流行した古品種のつつじがあるのも、六義園ならではです。 東京ではあちこちでツツジを見かけるのは徳川家が大きく関係しています。徳川家康は花の中でもツツジがとても好きだ
詩の六義
詩の六義小石川後楽園と同じ文京区には六義園があります。ツツジが有名で、そろそろ咲き始めた時期なので、今週はこちらに散歩に行きました。六義園という名前は、中国の「詩の六義」を、紀貫之が古今和歌集に転用した「六体」に由来しています。和歌にゆかりの深かった柳澤吉保が作った庭園です。今回も花と建造物を中心に周ります