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ティム
2025/03/29 22:55

卯建(うだつ)の上がる街並み

上田駅からまっすぐに伸びる中央通りを、一歩西にそれたところにある小さな通りが「柳町」です。江戸時代には旅籠や呉服屋、酒屋などが軒を連ね、北国街道を行き交う旅人に休息をもたらした宿場町です。

白い土壁に格子戸やうだつの上がる町並みは、城下町らしく風情のある佇まいです。

 

さて、「うだつ(卯建)」というものをご存知でしょうか。私が「うだつが上がってる」と興味津々でしたが、若い方は聞いたことがない。と言うのです。うだつとは、町屋が隣り合い連続して建てられている場合に隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁であり、次第に装飾的な意味に重きが置かれるようになり、財力を誇示するための手段となったため、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られました。これが「生活水準が向上しない」「出世できない」という慣用句「うだつが上がらない」となりました。

岡崎酒造では生酒や味噌が買えます

柳町の歴史を受け継ぎ育ててきた名店、岡崎酒造は1665年創業で、350年以上に渡り銘酒を作り続けてきました。代表的な銘酒「亀齢(きれい)」は、そばに合う繊細な飲み口の日本酒です。女性杜氏の岡崎美都里さんとご主人が手造りする銘酒です。

グルメ番組などで有名な美味だれ焼き鳥

他にも信州味噌の蔵元をはじめ、信州蕎麦の人気店、業界でも一目置かれる天然酵母のパン屋、ご当地グルメとして注目される「美味(おい)だれ焼き鳥」は特に有名です。すりおろしにんにくが入った醤油ベースのたれをやきとりにかけて食べる上田市のご当地グルメです。

今もなお柳町の雰囲気に惹かれ、空いた町家をリノベーションして新たに出店する店舗も増えています。

端から端まで歩いても300mほどなので、上田観光に気軽に立ち寄れます。北国街道 上田宿の通りが紡いできた歴史物語を感じながら散歩するのもいいものです。

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3 件の返信 (新着順)
MNnikotama
2025/03/31 00:06

そうなんですね〜🙏
お勉強になりました🙏🙏
うだつの…聞いたことある言葉でしたが…本来の意味✨こごからだったのですね〜🙏

毎日☺
2025/03/30 10:10

卯建の意味合い知っております。現代では使えない言葉です。〇〇ハラスメントになりますネ。海野宿でも「卯建」の建物見られます。海野宿行った折り松代産物の山芋を買い美味しかったです。🚙でないと持ち帰れない一本売り。


ティム
2025/03/30 20:44

卯建を知っている方がいてよかったです。慣用句としては使えない時代ですね。 
岐阜県美濃市は「うだつの上がる街並み」としては有名らしいですね。
私は初めて見たものですが、確かに老舗の商いをされてるところが多かったです。
あれから何人かに聞きましたが、ほとんどの方が知らなかったです。

Law
2025/03/30 21:03

お忙しいなか
丁寧にメッセージ有難う存じます。

学びを放棄した日本の社会に
どないなってんの…
いつもナンダかなと思います。
【卯建】江戸文化は日本の歴史上
重要ポイントでもあります。

ティム様の無料講義を受講できる
喜び歓び目と心向けてみて~…
勿体ないことです。
「どないなってんの…」○○○
関西弁話したいけど辛抱辛抱。
不躾ご容赦くださいませ。

Law
2025/03/30 09:50

「卯建/うだつ」
終身雇用崩壊…男女雇用機会均等法
日本よどこへ…様変わり著しく
うだつ…
知らない日本人多いと危惧します。
関西地方で周知かなとも思うも
ワタクシ世代までのことでしょうか。

せっかくの旅行も予習あると
楽しみ方倍増と思います。

温故知新…江戸文化~…明治維新
更に世界を揺るがせた二度の大戦
高度経済成長期…平成…令和。
ティム様の御投稿に刺激頂いてます
(関わりを頂ける方の御出身地の
風土風習興味覚えてます)