ティム
2024/09/15 00:06
北斎漫画
日本では「富嶽三十六景」ほど知られていないかもしれませんが、海外では北斎漫画は北斎の優れたデッサン集として同じくらい人気があります。それに、江戸時代後期の日本では北斎漫画は大人気でした。
北斎漫画は絵手本として画学生のための教本で、全15編で構成されており約4.000図が収められています。人物や動物、植物、建物、風景など、あらゆる題材が描かれた絵本で、連続した動作を捉えており、一つ一つを順番に並べれば、パラパラ漫画のようになるため、お手本となったのです。ダンスの絵コンテのようなものだと思っていただけたらわかりやすいかもしれません。次の動きがないとわからないですよね。この絵コンテのような少しずつ変化する絵が、絵を志す人々のお手本となっていくのです。
北斎54歳、当時の雅号は「戴斗」です。
発刊された北斎漫画は、やがて評判となり職人の意匠手引き書などにも用いられるようになります。
現代の漫画のようにコマの連続によって物語が描かれるストーリー要素は北斎漫画にはありません。
漫(そぞろ)画といって、たいした理由もなく気の向くままに描く絵という意味で、北斎が名付けたようです。
北斎漫画は、グランパティオで読むことができます。幅 允孝氏選書の魅力ある本が多くありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
北斎漫画が参考にした日本最古の漫画と言われている鳥獣戯画もありました。
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件の返信
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投稿を表示ティムちゃん‼️
北斎漫画、初めて知ったよ☺️
パラパラ漫画のようなの?漫ろ画😆
グランパティオで見れるなんて👀
草月の秋と一緒に見れるかな。
🐰🍂📘
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示すごい👍👏👏👏
Tim様のお陰で✨✨時の人✨✨
北斎にも随分と親しみが湧いてきました💕
すでに手元にも何枚も届き始めた
千円札にウキウキしてます
本物の漫画の原典も😊見てみたい🙏
小布施では時間に追われての旅でしたから…💦😅🙏