寳生辨財天(ほうしょうべんざいてん)は水天宮の境内にある小さな社です。水天宮は安産祈願で有名なため、知らない方も多いのですが、この辨財天の御利益は絶大といわれます。先日、己巳(つちのとみ)の日は辨財天へと書いたため、どこの辨財天に伺うか考えたところ、ここにしました。
水天宮でお祀りされている寳生辨財天は、八本の手がある八臂(はっぴ)姿で、手には弓矢や宝刀、斧などの武器と鍵と宝珠を持っております。
また、頭の上には宇賀神をのせて鳥居がついた冠をかぶっています。宇賀神とは蛇の体に人間の顔を持つ神様です。財福の神様とも言われています。
台座には辨財天のお使いである蛇と、十五童子が眷属として従っております。

以前、水天宮に勤めていたのでよく来ていたのですが、ご開帳してるのをはじめて見ました(写真はご開帳前です)

江戸時代、有馬頼徳(よりのり)は加賀藩の第11代藩主・前田斉広(なりなが)と宝生流能楽の技を競う機会がありました。頼徳は勝利を収めるため、この弁財天に願をかけ、熱心に稽古に励んで勝利したと伝えられています。
この逸話から、この弁財天は「技芸上達」の神様として、現代でも多くの芸能関係者が参拝に訪れます。
水天宮について少しお話ししましょう。
同じく九代目藩主有馬頼徳(よりのり)が、地元久留米にある総本山水天宮から江戸の上屋敷に分祀したのです。有馬家の屋敷神ですので、かかわりの無い人々はお参りできないはずなのですが、安徳天皇らを祀るため、水難除けや安産を願う人々に、たいそうご利益があると口コミで江戸中に広まります。塀の外からお賽銭が投げ込まれるほどになったので、有馬家では毎月5日のご縁日に一般の参詣を許すことにしました。町人がお参りできないところを温情をもって許されたため、「情け有馬の水天宮」と言われました。
歌舞伎の演目「水天宮利生深川 筆屋幸兵衛」(すいてんぐうめぐみのふかがわ ふでやこうべえ)で出てきます。
その後、水天宮は縁日だけでなく、一般開放をすることになります。たちまち水天宮は江戸の観光名所となり、お賽銭の収入が年間2000両にも及ぶほど久留米藩の財政を大いに潤しました。
今でも水天宮の宮司は有馬家が務めています。
安産祈願でなくとも水天宮に参拝に訪れてみてはいかがでしょう。

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投稿を表示水天宮💖何度もお世話になりました
🤗
自分のとき…妹の時…娘の時…姪の時
従姉妹の時…😂…その都度…
妊婦の方って…こんなにいらっしゃる
〜と思ったものでした…😅
元気にスクスクと育って…安産で
ありますように…と祈るばかりで
こんなに素晴らしい内容がある事を
初めて知りました💦🙇♀️🙇♀️🙇♀️🙏
道向こうの人形焼は必ず購入して
縁起物✨と喜んで食べてました…
以前は巣鴨にもあったお店が今は
水天宮でしか買えなく…貴重です😋
巣鴨は母と叔母を4の日に晩年は
お供してお参りに行ってましたが
こちらは5の日なんですね…
お話を知っていたら…もっと連れて行ってあげればよかったと…残念です
あそこまでの大きな道路が四車線での
一方通行で…すご〜いと思いながら
運転してました…
✨技芸上達✨
今更ですが…😅行ってみたくなりました🙏
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投稿を表示水天宮、改修工事も終えて立派になったのですね。
以前お参りに行ったとき、古くから信仰を集めている神社と知っていましたが、近代的な建物でびっくりしました。
参拝客に多い妊産婦のため、至れり尽くせりで有り難かったのを覚えてます。
伝統的に参拝者に温情の深い神社なのですね。
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投稿を表示有馬家では毎月5日に参拝する人でにぎわったことから、賑わっていることの例えが『情け有馬の水天宮』だと思っていたら、そんな深い伝えがあるのですね。
私も5日に有馬家の温情にあやかりに行ってみたくなりました。情報ありがとうございます。