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ティム
2025/10/21 20:07

言祝(ことほぎ)

古代日本では、祝いの言葉を述べる事を「ことほぐ(言祝ぐ)」といいます。

「言祝ぐ」 は、「言(こと)祝(ほ)く」 から生まれた語で、「祝く」 は、「よい結果が得られるように、祝福のことばを唱える」 という意味です。
 おめでたい言葉を口にすると、本当に幸せが訪れると信じる日本古来の 「言霊信仰」 のなごりと言えるでしょう。

その後、名詞化して寿(ことぶき)になりました。

日本は発する言葉に特別の力があるとして、言葉を大切にしてきた国です。 おめでたい言葉を口にすると、本当に幸せが訪れるように。そんな先人の思いが込められているのです。

美しい言葉、相手も心地よい言葉は、優雅な余韻を残します。

そんな事があたりまえにできる人になりたいものです。

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2 件の返信 (新着順)
MNnikotama
2025/10/21 23:16

『言祝』素晴らしいお言葉なんですね
美しい言葉、心地よい優雅な余韻の
残る言葉…現代の日本では
だんだん難しくなっているように
感じます…
短い言葉の省略形が当たり前に…
さらに魅力的に映っているのかも
しれません
おめでたい言葉で幸せの訪れる
そんな心豊かに毎日を生活できるように
言葉の持つ大切さを考えてみたいと
思いました。

Law
2025/10/21 20:24

ティムチャンなぜか今宵はお独り
雅な雰囲気を醸しだして
いらしてます。

「ことほぐ」…
「言霊/コトダマ」思想を反映した語
生きてきた証から
紡ぎだせれば心地よいかと
思い巡らし
言葉を貴びます。
MIDNIGHT BLUE…

絵文字でないsimpleな
日本語の優雅さと余韻を
ありがとう存じます。