ティム
2025/07/10 17:13
江島神社 ③ 中津宮
中津宮(なかつみや)もともとは「上之宮」として鎮座していた宮になります。
宗像三女神の次女である市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)が御祭神です。

絶世の美女であり、絶大な神力をもった女神のため、恋愛に加えて美人祈願で女性には特に人気です。弁財天の羽衣をイメージした絵馬掛けには、数多くの美に対する願いが掛けられています。
中津宮で人気の「よくばり美人守り」と「美人絵馬」は(美白、美形、美笑、美髪、美肌)から選べます。
「もっと綺麗に。もっと美しく恋をしたい」という女性たちへ贈る願いが込められています。
創建は平安時代初期です。入唐八家の一人である慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)により創建されました。
江戸時代になり、五代将軍綱吉により、社殿が現在の権現造りに改築されます。
1996年には全面的な改修がされ、当時の朱色が鮮明な社殿を再現していますので、江島神社の中では一際、朱色が目立っています。
参道の脇には、市村座や中村座など歌舞伎座共同で奉納した石燈篭やしだれ梅、手形(五代目尾上菊之助、七代目尾上菊五郎)があります。
社殿が再建された頃には経済の発達に合わせて歌舞伎が隆盛していきました。庶民の娯楽として脚光を浴びる ようになり、江の島を舞台としたものも多く演じられるようになります。 そのため江の島詣は益々盛んになり、歌舞伎役者も技芸の上達を願い、参詣するようになっていったのです。

次回は奥津宮(おくつみや)をご紹介します。宗像三女神の三姉妹の長女、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が祀られています。
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投稿を表示とても華やかな外観の神社ですね。
女性の美への願い、歌舞伎界の技芸上達への願い、願い事も華やかですね✨
美も芸も、極めるのは厳しい道と思いますが、美しくありたいという願いは古来から続くのだなあとしみじみ思いました。
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投稿を表示✨✨✨✨✨💖
是非🤗伺わねば〜💦💦😂👏👏🙏
中津宮✨💖🙏