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ティム
2025/10/26 11:54

ハロウィンのこと

昨年、ハロウィン市場の事を伝えましたが、今年も近づくにつれ各地のイベントが増えてきました。特に今年はハロウィン当日は平日で、土日にかかるイベントは今週末が最後のため、昨日が各地でのイベントピークとなりました。

日本のハロウィン関連の消費活動は年間では、1,700億円超と見られ、歳時記のイベント商戦としては大きな位置に確立されています。

ただし、成長フェーズから成熟〜やや停滞フェーズに入ってきているのも事実です。

2025年の市場規模は7%縮小し、1673億円と試算されています。クリスマスには及ばないが、もはや秋の一大商戦と位置づけられています。 生活者調査では、ハロウィンで「何かする予定がある人」の平均予算は6,565円という結果(2024年公表データ)がありますが物価高のため今年は7,000円台になりそうです。

 

二子玉川のハロウィンイベントも2015年からなので、今年で10回目という節目でした。

雨で予定されていたようかいランド・ハロウィンキャッスルも中止になるなど天気に恵まれなかったようです。

 

ハロウィンイベントは基本1箇所の施設しかまわらないと仮定すると、その施設に何時間滞在できるのかが、重要な指標となります。

一般的なイベントでは来場者はフォトスポット・イベントブース・ステージなどをまわりますが、一通り見てまわってみて何時間楽しめるかが重要です。

施設はそれらスポットを用意するから後は来場者次第ではなかなか厳しいのです。

とても緻密な誘導をする仕掛けが必要です。

誘致が困難な魅力的なフードトラックを導入して飲食の滞在時間を増やす。限定グッズなど物販スペースでお買い物の滞在時間を増やす。などもありきたりではありますが、重要なファクターです。

また施設をまたいで謎解きなどを入れて回遊時間を増やす。子ども用の簡単なものと学生から大人まで楽しめる困難なタイプで、ウォークラリー形式でチェックポイントを設けてゴールする。定期的にパレードをする。などなどそのイベントで約3時間程度滞在できると【思い出に残るイベント】として刻まれます。

 

停滞期に入ったハロウィン市場をどうやって今後盛り上げていくかは、施設にとって課題となっていきそうです。明らかに昨年踏襲型のイベントでは通用しない時代になったとマーケッターとして痛感した年でありました。


 


 


 

 


 


 

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4 件の返信 (新着順)
simonmama
2025/10/27 21:58

ハロウィンは小さなお子様も参加しやすいイベントで、寒くて慌ただしいクリスマスよりも盛り上がる!と一時は非常に注目されていました。
ですが、やはりハロウィンそのもののバックグラウンドが日本になじむかと言ったら、なかなか難しいですね。
本家ヨーロッパでは厳かにコルカノンやボクスティを食べたりするくらいですし、大騒ぎが大好きだったアメリカでもTrick or Treatが幼児誘拐の危険があるということで粛々と父兄同伴で行われています。

これからは地元の秋祭りや学校の文化祭などとうまくコラボして、日本なりのハロウィンの在り方を探っていく時期かもしれません。

大昔の帰国子女、simonmamaの独り言でした

くまさん
2025/10/27 12:38

🎃✨✨🍀✨💕

MNnikotama
2025/10/27 09:06

呪文のようなお言葉で…子供達が
お菓子をいただいて〜の楽しみが😊
コロナ出現によって…なかなか
難しい事となってきたように感じます💦🙇‍♀️
🎄のように曜日関係なく長い日程を楽しめるように〜🙏は💦
身体参加型タイプのイベントとしては
……😕⁈
鑑賞型の視覚や聴覚🎵からのステキ💓を穏やかに〜✨は
難しい😓そうなイベントでしょうか🙏

Law
2025/10/27 06:04

ハロウィン🎃はアイルランド古代
ケルト人が起源といわれます。
日本でもイベントに定着しましたが
東京のある地域では無法地帯となり
仮装しての集合が禁止されたり
様々な対応となりました。
近隣の手作りカラフルキャンディ
ショップでは仮装しての子ども達に
キャンディが振る舞われほのぼのと
します🎃

近時の物価高騰にハロウィン🎃
一部年代層10代から30代に変化
しつつある記事も散見します。
今年はいかようにと気になりますネ
部屋で楽しむ高齢者です🥰😅