ティム
2024/09/23 23:45
妖美なおとぎばなし
おとぎばなしは、1935年開業の架空の旅亭「雅楼」(みやびろう)から古い巻物が発見されるところから始まります。
暖簾をくぐって亭内へ入ると、いくつもの小田原風鈴が迎え訪問者を幻想的な空間へ誘います。そして百段階段にさしかかり階段の途中にある「おとぎばなし」をテーマに様々な物語を表現した7部屋を巡るという流れです。
初めに訪れるのは十畝の間です。ここのテーマは竹取物語です。美しい竹灯籠に彫刻された模様は、「かぐや姫が月に帰っていく梯子をイメージした」そうです。
この他、陰陽師安倍晴明の母は白狐だったという「葛の葉伝説」の部屋や「鯉の滝登り〜登龍門伝説※〜」があります。
楽しく明るいファンタジーの世界や仄暗い妖しさの世界のおとぎばなしがあり、最後の頂上の間で、青白く幻想的な世界「天女の羽衣」の物語とクライマックスをむかえます。
天女を迎えに行こうとしたが天にはたどり着けず、男は天女に会えなかった。というのがおとぎばなしの結末です。
それぞれ趣向の異なる百段階段の各部屋は、天井や欄間に当時屈指の著名な画家たちが創り上げた類稀な美の世界がすでに描かれています。
そこに現代の美術家たちが、おとぎばなしを融合するという素晴らしい企画展でした。
※登竜門伝説
https://tamagawa-loop.coorum.jp/announcements/01xiwtkll5qenzgd
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投稿を表示竹の灯篭から漏れる光、大好きです。
いつまでも眺めていたいです。
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投稿を表示かぐや姫が月に帰っていく梯子をイメージの竹灯籠。ステキですね~
月にハシゴがかけられるような時ってありますよね。大きく月が見られる日には 高島屋の屋上庭園で 背伸びすれば 届きそうですしね。そんな時に、竹灯籠があったら、ステキでしょうね♪
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投稿を表示雅叙園って…✨✨✨
こんなに素晴らしい所があるんですね〜
いつもレセプション会場と
お披露宴の所にパッと行って帰るみたいな…勿体無い事をしていました💦
🙏🙏😥