ティム
2024/04/14 22:35
白糸の滝
白糸の滝があります。中央に配置された大泉水という池の水を満たしています。
そこへ行くには池に配置された飛石を歩いていきます。(写真は飛石から撮影)
飛石は導いてくれる石を決して一直線に並べることなく、少しずつ歩く方向を揺らすことによって、庭園の見るべき方向を右に左に指示し、誘導してくれます。
石の配置によって、庭園をどのように見せるかを操作する演出方法なのです。
日本庭園の場合、全ての景観を見せるというよりは、木や石などで遮り一部を見せることによって、庭の風景をより広く想像させるといった、控えめで奥ゆかしい見せ方をします。
飛石も池に落ちないよう、足元を見て、うつむき加減のなかで、直接庭園を見るのではなく、感じることになります。
渡ってる間は、庭園が見れないことで高まる期待を盛り上げていき、少し大きな飛石で立ち止まる、あるいは渡りきったところで観賞するという醍醐味があるのです。
白糸の滝より、飛石の方が長くなってしまいましたが、飛石による景観操作が優れた池泉回遊式庭園ほど優れているのです。
※こちらの白糸の滝は、静岡県富士宮の白糸の滝を模したそうです。
よかったら何処かで飛石を渡る際、そういうことを思い出していただけたら、楽しい旅になるかもしれません。
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投稿を表示遊園地、東京ドーム、文京シビック等には何度も訪れているのに、こちらにはまだ行ったことがありません。
歳を重ねてくると、庭園とか自然の造形美等、染みますね〜😍
飛び石効果、歩きやすさだけではなくて、どう風景を楽しむか、ちゃんと計算されたものなんですね。
是非訪れてみたくなりました👍
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投稿を表示👏👏👏
素晴らしい👍🙇♀️🙏
飛石✨景色を見らずして…感じる✨👏
五感での風景探索…オシャレな足法💦?
そういえば…
奥に見えるは富士の白糸⁉️😅
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