ティム
2024/06/30 02:29
画狂人葛飾北斎の美術館 ③
北斎筆の天井絵が描かれた二基の祭屋台があります。
上町祭屋台と東町祭屋台です。
上町祭屋台には、天井絵の「男浪(おなみ)」「女浪(めなみ)」があり1845年から翌年にかけて制作されました。一対で「怒涛図」と呼ばれます。
紺碧の波はしぶきをあげながら、激しく渦を巻いています。代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を思わせますが、こちらは肉筆画で、波の描線に力強さがあり、細かなしぶきは胡粉(ごふん/貝殻から作られる白い顔料)を用いて筆を振り表現しています。
冨嶽三十六景などで使用した顔料のベロ藍(プルシアン・ブルー)を大胆に用いた作品です。
ベロ藍は輸入顔料で、当時ヨーロッパから入らなければ、北斎ブルー、広重ブルーといった浮世絵は世になく、本藍ではだせない紺碧の鮮やかなブルーを私たちは見ることが出来なかったのです。
東町祭屋台は「龍」「鳳凰」の天井絵があり、上町祭屋台の一年前、1844年に制作されました。
燃えるような紅の地に龍図、暗い藍を基調とした鳳凰図は対極をなし、中国の陰陽思想に基づいているようです。
すべて鴻山が私財を投じて造り上げたものです。
葛飾北斎が誰からも認められるほどの絵描きだったにもかかわらず。北斎自身だけが、まだ自分に満足していなかった画狂人の美術館「小布施北斎館」は一度は訪れてみてほしいです。
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投稿を表示ティムちゃん‼️上町祭屋台と東町祭屋台
それぞれ北斎の力作、素晴らしい作品が展示されているんだね👀
あの時代に輸入した『ベロ藍』紺碧の鮮やかなブルー🩵💙
写真でも感動してしまうほど。。
いつか是非、本物を観て見たいな‼️
🐰🩵💙
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投稿を表示わあ!圧巻ですね!
立体の鳳凰、色彩豊かな肉筆画✨
平面だけでしか見たことのなかった北斎の世界が、目の前に広がる感じですね。
行ってみたいです。
ご紹介くださりありがとうございました!
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投稿を表示ティムちゃんありがとうございます
ジーっと見つめたくなるのですね
ぜひ一度行ってみたいです🥰
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投稿を表示行って観ます👏👏🙏🤗
栗かのこ…ばかりではなく💦🙇♀️
しかし✨✨どちらも素晴らしい🙏
お写真だけでもスケールの大きさと
更なる偉大さを感じ入りました🙏👍
ティムちゃん達は…あんなにジッと
見つめて✨✨👏👏すごいですね👍
貝殻🐚 胡粉から作られていたんですね🙏🙇♀️
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投稿を表示いいですよねぇ。
東京の美術館に出張展示の時見に行きましたが、やはり現地へ行って見てみたいです。周りの雰囲気含めての天井絵と思うので😉💕
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