ティム
2024/06/24 08:13
葛飾北斎と高井鴻山(たかいこうざん)
色々と寄り道をしましたが、今回の信州長野路の目的地は岩松院です。
岩松院の話をする前に、葛飾北斎と高井鴻山(市村三九郎)の関係をお話いたします。
鴻山は江戸に居た頃、北斎の門下生でした。師弟の合作のほか、北斎の手本を模写したものもあります。鴻山の絵には、そこかしこに北斎の名残が色濃く感じられます。
北斎が鴻山に招かれて小布施を訪問したのは83歳のころで、鴻山は当時37歳。ふたりの年齢は祖父と孫ほど離れていたのですが、互いを認め合い、やがては北斎は「旦那」鴻山は「先生」と呼び合うような親密な信頼関係を築いていきました。小布施では、鴻山の庇護を受け、専用のアトリエというべき碧漪軒(へきいけん)を与えられます。
北斎は面倒な浮世絵より肉筆画を描きたい衝動がありました(浮世絵は絵師、彫師と摺師の共同作業)
小布施では鴻山の多大な援助があり、好きな絵に没頭できたのです。
88歳で岩松院で最晩年の傑作「八方睨み鳳凰図」の天井絵を完成させます。
年老いてなお絵に対する情熱を絶やすことなく、自らの絵の進歩を願った北斎。北斎肉筆画の集大成が小布施にある所以です。
北斎のことがわかりやすく描かれた映画です。
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投稿を表示ティムちゃん‼️
私も北斎について知らない事ばかり。。
浮世絵が得意とはかり、本当は肉筆画が描きたかったのね。。
2人の関係性、最期まで絵に対する情熱を持った方だったんだね。
教えてくれてありがとうね😊😊
🐰🌊
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投稿を表示海外では多くの人が
北斎を知っているのに
自分は何も知らなかったことに
気づかされることがありました
この度も教えていただき
ありがとうございます
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投稿を表示北斎 懐かしい映画・・・・少し前なのにそう感じちゃう
最近 北斎のCMとか、新しい絵が見つかったとか
何かと話題が多いのですが、流石の存在感✨
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投稿を表示すご〜い✨✨
北斎の事を絵だけではなく…当時の
事も含め知る事のできる映画が…
存在していたのですね…🙏👍
その当時の88歳は希少でらしたのでは
…
このように深いお話しのさらに先に
ある…岩松院✨…何だろう🤔と
興味が湧いてきました🙏🙇♀️🤗