ティム
2024/08/17 00:21
世界遺産 毛越寺
毛越寺(もうつうじ)は慈覚大師円仁が開山し、二代目藤原基衡(もとひら)から三代目藤原秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。当時は寺塔が40、僧の宿舎が500と、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれています。奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失しましたが、現在大泉が池を中心とする浄土庭園は、ほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。
中央の大泉が池を中心とする池泉回遊式庭園は平安時代末期に作庭されたものがほぼ完全な状態で、今に残されている大変貴重なものです。
洲浜・出島・立石・築山など多様な構成要素が庭園好きにはたまらない見どころのいっぱい詰まった庭園です。
特に素晴らしいのは、池の東北側にある遣水です。池に水を引き入れるために造られたものです。曲がりくねる水路の流れに水切り、水越し、水分けなどの石組が配されているのです。毛越寺の遣水は平安時代の唯一の遺構で、全国的にも極めて珍しいものです。
この遣水を舞台に毎年新緑の頃に「 曲水の宴」が開催されるのです。
曲水の宴というのは、平安時代に流行した貴族文化で、参加者は曲水の庭園の上流より流される酒盃が自分の前を過ぎる前に、お題に沿った和歌を作り、お酒を頂く歌会で、いまでも毛越寺の他、上賀茂神社、太宰府天満宮などで催されています。
毛越寺浄土庭園は、現在訪れて庭園を眼の前にしても区画跡があるだけで当時の建造物は何もありませんが、浄土庭園を計算され尽くしたものであり、その場、その場で当時の景色を頭の中で想い描きながら散歩ができる素敵なところです。
ずっと居たいね。
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投稿を表示中学生の時、修学旅行で行きました。
その時は建造物が無く柱跡だけ・・・
思いをはせることは難しかったです
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投稿を表示ティムちゃん‼️
平安時代の史跡名勝天然記念物が
今もなお息づいている毛越寺。
池に水を引き入れるための『遣水』や
建造物はなくなっても区画跡から当時の景色を想像する浄土庭園など、昔に想いを馳せながらゆっくりと見てまわりたい場所だね😊
ティムさん
暑い中、様々な歴史跡を教えていただき
いつもありがとうございます😊
知識が増えた上で訪れるのはとても魅力があります、また行ってみたくなりました‼️
🐰
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投稿を表示ティムちゃんの…
「ずっと居たいね」…が💕
全てを物語る👏👏
毛越寺の魅力👍🤗
当時を巡らせて散策してみたくなりました🙏