石川門へ
石川門へいよいよ石川門です。石川郡の方を向いていたと言われることからその名がついたと言われる石川門は金沢城跡の東に位置する重要文化財です。金沢城には海鼠壁(なまこ壁)が至るところで使われています。壁塗りの様式のひとつで、壁面に平瓦を並べて貼り、瓦の目地に漆喰をかまぼこ型に盛り付けて塗る工法のことです。いざと
玉泉院丸庭園
玉泉院丸庭園兼六園とは趣が異なり、池と石垣によって独創的な景観を創り出した「玉泉院丸庭園」です。池泉回遊式の大名庭園ですり鉢状に造園されているため、庭園を立体的に楽しめます。もともとは、2代目加賀藩主前田利長の正室だった玉泉院の屋敷があった場所。織田信長の四女永姫(えいひめ)のことで、利長の死後、玉泉院と号しま
圧巻の景色
圧巻の景色三の丸広場は、明治以降に建てられた木造の城郭建築物としては、全国で最大規模のものだといわれています。復元のシンボルとなっているのが菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓となります。五十間長屋の両脇にある菱櫓と橋爪門続櫓を含めると100m以上になり、圧巻の景色です。河北門をはじめ興味深いのは漆喰(しっくい)の白
石垣の魅力
石垣の魅力河北門一の門です。石垣は、野面積み(下側)、打込み接ぎ(出窓の下)、切込み接ぎ(ティムの頭上)の三種類が出揃っています。わからないですよねwわかりやすくご説明いたします。金沢城の魅力は石垣にもあります。石垣の博物館とも呼ばれています。野面積み(のづらづみ)は自然石をそのまま積み上げる石垣の積み方です
本丸のないお城
本丸のないお城今回の金沢訪問の本命は、金沢城を含む金沢城公園です。金沢観光の代表格といえる兼六園の横にあるのですが、天守閣がないなどの理由から、外から眺めるだけで観光から漏れてしまう方が多いようです。お城は通常、本丸が中心で、そこに天守をはじめとする豪華な建物が建てられることが多いです。しかし金沢城には天守閣はあ