瑞鳳殿
瑞鳳殿本殿を彩る鳳凰や飛天などの飾り彫刻には驚かされます。飛天の彫刻は一面に3体,四面で12体あります。中央の間の飛天は必ず釈迦の象徴である蓮の花を持ち、左右の間の飛天はそれぞれ違う物を持っており、極楽を飛翔しながら仏を賛美供養する様子が再現されております。鳳凰や四隅の柱上にいる獅子頭、中央の桟唐戸にある
ホトトギスの初音
ホトトギスの初音古くから人々に愛され歌に詠まれホトトギス。ホトトギスと読ませる漢字だけでも「杜鵑」「時鳥」「子規」「郭公」「不如帰」「杜魂」「蜀魂」と数種あります。古来、その年に初めて聞くホトトギスの鳴き声をとても縁起がいいものとして「ホトトギスの初音」といって珍重していました。枕草子ではホトトギスの初音を人より早
杜の都
杜の都今から約400年前に伊達政宗は、家臣たちに屋敷内には飢餓に備えて栗・梅・柿などの実のなる木や竹を植え、隣との境に杉を植えるように奨めました。こうしてできた屋敷林、広瀬川や青葉山の緑が一体となって仙台はたちまち全体が緑に包まれていきました。杜の都と言われた由縁です。