元伊勢〜大神神社④〜
元伊勢〜大神神社④〜伊勢神宮の御祭神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が現在地に移る前に一時的に祀られた、「元伊勢」と呼ばれる伝承地が各地にあります。大神神社の摂社、檜原(ひばら)神社は元伊勢でありました。三輪から宇陀、そして近江、美濃を巡って最終的に伊勢へと至ったとされます。狭井神社から、山の辺の道を30分程度
三輪山〜大神神社③〜
三輪山〜大神神社③〜参集殿の左手にはくすり道があり、狭井神社(さいじんじゃ)への参道で薬業関係者奉納の薬木・薬草が植えられています。大神神社のご神体「三輪山」は、昔より神さまの鎮まる神聖な禁足の山として入山が厳しく制限されてきました。現在では熱心な信者の方々の要望もあり、特別に入山を許可されています。もちろん三輪山への
神の山〜大神神社②〜
神の山〜大神神社②〜拝殿は、国重要文化財で1664年、徳川家綱により再建されました。三輪山をご神体とするために本殿がなく、拝殿を通して三輪山を拝む形です。拝殿拝殿の奥には三ツ鳥居(国重要文化財)があり、神の山・三輪山と拝殿を区切る場所に立ち、本殿にかわるものとして神聖視されています。三輪山の霊威である大物主大神は蛇の形
世界遺産に一番近いとこ 〜大神神社①〜
世界遺産に一番近いとこ 〜大神神社①〜古事記では、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、国造りを成就させる為に「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と三輪山に祀られることを望んだとあります。日本書紀でも同様に大物主大神は大国主神の幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)であると名乗られ