鹿島神宮 ④
鹿島神宮 ④鹿島神宮の奥宮から少し進むと要石(かなめいし)があります。40cmほどの小さな石が埋まっています。根が地下深く通じており、大地震のもとである鯰を抑えているといわれています。大鯰を抑えつける武甕槌命の像ある時、徳川光圀がこの話を聞き、本当かどうか掘って確かめようといいだしました。家来たちは神罰をおそれ
鹿島神宮 ③
鹿島神宮 ③鹿島神宮と鹿は深いつながりがあります。武甕槌神(たけみかづちのかみ)の元へ使いとしてきたのが天の迦久神(あめのかぐのかみ)で鹿の神様です。奈良県の春日大社建立の際、鹿島神宮の武甕槌神を祭神の一神(いちかみ)として祀りました。その時、武甕槌神は鹿の背中に乗り一年をかけて鹿島から奈良まで来たと言われ、各
鹿島神宮 ②
鹿島神宮 ②日本の初代天皇となる彦火火出見(ひこほほでみ)は、九州の高千穂を出発し船で海を渡り大和(今の奈良県)を目指します。東征の途中、一行は熊野の悪神の毒に倒れてしまいます。地上世界の喧騒を心配した天照大御神(あまてらす)は、すでに天孫降臨を成就させた武甕槌神(たけみかずち)を遣わそうとしたところ、武甕槌神
鹿島神宮 ①
鹿島神宮 ①常陸国一ノ宮 鹿島神宮のお話の前に改めて国譲りの神話を整理いたします。 以下は以前「諏訪大社」のタイトルで公開していますが再掲いたします。 出雲の国を平和に治めていた大国主神(おおくにぬし)のもとに、天照大御神(あまてらす)の遣いがやってきます。突然のことに驚く大国主神でしたが、大事な客人なので接待