賀茂御祖神社編最終章 〜賀茂社〜
賀茂御祖神社編最終章 〜賀茂社〜〜おさらい〜天上に雷鳴が轟き丹塗りの矢(にぬりのや)が降ってきます。加茂川の上流から流れてきたその矢を、川で身を清めていた玉依媛命(たまよりひめのみこと)が見つけて不思議に思い、持ち帰ります。その矢を床に飾って休むと、矢にこもっていた力によってご懐妊され、立派は男児が生まれます。祖父である賀茂建角身
賀茂御祖神社編⑨ 〜河合神社〜
賀茂御祖神社編⑨ 〜河合神社〜河合神社は下鴨神社の摂社です。玉依姫命は玉の様に美しい事から美麗の神としての信仰も深く、河合神社ではこの美麗の祈願絵馬として鏡絵馬の授与を行っています。 顔の形をした絵馬に、自分が普段使用している化粧品で絵馬にメイクをしていただき、裏に願いを記入します。 色々なメイクされた絵馬は面白いですよ。
賀茂御祖神社編⑧ 〜龍穴〜
賀茂御祖神社編⑧ 〜龍穴〜下鴨神社は、龍穴(龍神が住む場所)があるとされています。龍穴には、厄を浄化する効果があり沢山のご利益もあるようです。京都では、他に貴船神社が有名です。神社の周囲にそびえる糺の森(ただすのもり)から底知れぬパワーが宿るのでしょう。 いよいよ下鴨神社もクライマックス。下鴨神社の摂社の一つ、女性の守護神で
賀茂御祖神社編⑦ 〜輪橋と光琳の梅〜
賀茂御祖神社編⑦ 〜輪橋と光琳の梅〜尾形光琳が、このあたりを描いたのが「紅白梅図屏風(国宝)」で最高傑作と言われています。以来、この梅を「光琳の梅」と呼ばれます。奥にある太鼓橋が、輪橋(つりはし)で、立ち入れないように常に注連縄(しめなわ)が張られていて、「神のための橋」であることを示しています。ただ、この輪橋は「渡れはしないものの、
賀茂御祖神社編⑥ 〜御手洗社(みたらししゃ)〜
賀茂御祖神社編⑥ 〜御手洗社(みたらししゃ)〜御手洗社の前の池は「みたらしの池」とよばれ、土用になると池の周辺や川の底から清水が湧きでるため、七不思議にかぞえられています。湧きあがる水泡の姿を団子にかたどりったのが、みたらし団で、ここが発祥となっています。
賀茂御祖神社編⑤ 〜舞殿〜
賀茂御祖神社編⑤ 〜舞殿〜楼門を入り、本殿のある中門の間に鎮座するのが舞殿です。これも重要文化財であり、賀茂祭(葵祭)の際は、東游(舞)が奉納されるのです。 あら、舞殿に座ってますね。。
賀茂御祖神社編④ 〜楼門〜
賀茂御祖神社編④ 〜楼門〜糺の森をゆっくり歩いていくと鳥居の先に朱色の美しい大きな「楼門」が見えてきます。高さ13メートル、下鴨神社を代表する建物で重要文化財です。楼門を入ると大きな広場があり、本殿にお参りするには、その先の中門(重要文化財)から入ります。
賀茂御祖神社編③〜相生社(あいおいのやしろ)〜
賀茂御祖神社編③〜相生社(あいおいのやしろ)〜桜門までに、相生社があります。ここのご神木に縁結びや安産などを祈願すると霊験あらたかと和歌にまでうたわれているほどです。これも昔から京の七不思議の一つに数えられています。また、ここは特殊なお参りの仕方があるので、もし行かれた際は、神社の人に聞きましょう。
賀茂御祖神社編② 〜糺の森(ただすのもり)~
賀茂御祖神社編② 〜糺の森(ただすのもり)~糺の森という長い参道をいくと、写真の南口鳥居があり、その奥に桜門があります。糺の森(ただすのもり)に見守られるように下鴨神社は建っています。 下鴨神社の祭神の一柱である「玉依比売命」(たまよりひめのみこと)は上賀茂神社の祭神の賀茂別雷命の母親です。(賀茂別雷神社編の丹塗の矢で身籠った方です)そのため
賀茂御祖神社編① 〜序章〜
賀茂御祖神社編① 〜序章〜賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)から賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)へ。両神社とも通称は上賀茂神社、下鴨神社といいます。賀茂と鴨、字が違うのは、この両神社の横を流れる川は上賀茂神社のある辺りは賀茂川と言う名前です、この川は下流に行くと高野川と言う名前の川と合流し、そこからは鴨川となるためで