うかいの世界 ①
うかいの世界 ①名水と名高い大和田の地にある井戸から汲み上げた水と、厳選された品種の大豆で作られた豆腐料理。「とうふ屋うかい」1964年に高尾山麓にオープンした、いろり炭火焼料理「うかい鳥山」が、うかいグループの創業店となります。 現在はレストランを15店舗、洋菓子店を5店舗運営しています。「とうふ屋うか
リサイクルウール
リサイクルウール玉川高島屋に行ってたら、急遽オンライン会議で、本館のGRAND PATIOに座らせていただきました。柱巻のベンチ張地にはリサイクルウールが使用されているそう。今日はリサイクルウールのお話です。リサイクルウールは、余った毛糸や不要になったウール素材の衣類などの毛糸を紡ぎなおした羊毛の事です。日本では尾
ロマンスカーとプランクーシ
ロマンスカーとプランクーシ小田急電鉄の特急「ロマンスカー」の中でも人気の高かった「VSE」。白いロマンスカーです。フラッグシップとして箱根観光のポスターなどにも多数登場してきたこの車両は2022年に引退しました。2022年箱根神社参拝この名作ロマンスカーの原点は抽象彫刻の祖と呼ばれたブランクーシが制作した「空間の鳥」だったそ
ブランクーシ
ブランクーシ現代彫刻の先駆者とされるルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876~1957)を日本の美術館で初めて紹介しています。 開催していることすら知らなかったのですが、先日録画してあった「美の巨人たち」を見返していて気付いたのです。調べたら7月7日までだったので慌てて行ってき
催涙雨
催涙雨七夕に降る雨には「催涙雨(さいるいう)」という名前がついています。「催涙雨」は、雨のため天の川の水かさが増えて渡れなくなってしまい、彦星に会えなくて悲しみのあまり泣く織姫の涙だといういわれです。七夕の由来は中国で、七夕の日にカササギたちが天の川に橋をかけてくれ、その橋を渡って二人が会うと伝えてられて
江戸蕎麦
江戸蕎麦 ミシュランに数年間連続で掲載されてる江戸風情のあふれる蕎麦の名店です。日本全国から主人が納得できる蕎麦を玄蕎麦の状態で仕入れ、使う分だけ前日に皮むきしておき、当日石臼挽きで製粉、つなぎを使わずに打った蕎麦は蕎麦本来の味が楽しめます。蕎麦のみと静岡の銘酒「礒じまん」だけで、つゆは最後に蕎麦湯でいただき
世界一の旅券
世界一の旅券葛飾北斎の事をずっと記載していたので、こちらも掲載いたします。パスポートが2020年に刷新したのをご存知でしょうか。私も昨年更新した際に気づいたのです。東京オリパラの際にデザインが新しくなったそうです。デザインが新しくなったのは査証ページだけで表紙は従来のままですので、気づかない方も多いでしょう。こ
もう一つの北斎美術館
もう一つの北斎美術館もう一つの北斎の美術館「すみだ北斎美術館」でも、北斎グレートウェーブ・インパクト―神奈川沖浪裏の誕生と軌跡―が開催されています。新紙幣記念で何かと話題の神奈川沖浪裏ですが、以前説明したように「錦絵」と呼ばれる多色摺の浮世絵木版画です。江戸時代に8,000枚ほど刷られ、今も約200枚が現存するといわれ
小布施という街
小布施という街いかがでしたか?少し違う角度から見た小布施は。市村家12代当主市村三九郎(高井鴻山)から、17代当主の市村次夫(現小布施堂代表)までの小布施を市村家を通してみた小布施。全世界から訪日外国人がこの小さな街に訪れる街になったのにはきっと理由があります。 小布施人は、「よそ者」を歓待し、変化を受け入れて新
画狂人葛飾北斎の美術館 ③
画狂人葛飾北斎の美術館 ③北斎筆の天井絵が描かれた二基の祭屋台があります。上町祭屋台と東町祭屋台です。上町祭屋台には、天井絵の「男浪(おなみ)」「女浪(めなみ)」があり1845年から翌年にかけて制作されました。一対で「怒涛図」と呼ばれます。紺碧の波はしぶきをあげながら、激しく渦を巻いています。代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪